惨めな気持ち
惨めという気持ち
25から26になる。
世間では一般的にaround 30。いわゆる「アラサー」というやつに踏み入れるそうだ。
歳をまた一つ取るということに、危機感を覚えずにはいられなかった。
周りの関係たちが、人生を1歩ずつ進めていく中、俺だけが停滞しているような感覚が。
どうにも惨めだった。
仕事も。人格も。
全て、誰と比べても。
比べれば、誰にでも劣っている。
真面目に生きることも出来ず。
尖って生きることも出来ない。
目標がほしい。
マンガや映画の主人公みたいに、
変わるきっかけが、ほしい。
待っていてもそれはきっと訪れない。
未だ俺は、守られる立場から抜け出せずにいる。
何かが、何かが。
そう思っているうちは、どうにもならないのだろう。
それだけは理解出来た。